5R-01
幼児の声色に基づく感情・行動の判別と可視化
○樽見理花,伊藤貴之(お茶の水女子大)
2歳程度の幼児の育児は危険がつきもののため,ひとときも目を離すことが出来ない.この状況下において,家事と育児の両立は非常に大変であり負担が大きい.そこで,家事をしている間に幼児の感情を確認する負担を減らすことを目的として,幼児の声色による行動・感情の自動判別の適用について検討する.一方で,2歳の喃語に関する研究は少なく,オープンデータも少ないため,深層学習の適用は難しい.そこで本報告では,深層学習以前の機械学習手法を前提として,最適な特徴量・機械学習の選択を議論するとともに,t-SNEを用いた可視化によってその汎化性を議論する.