情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

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人型3Dアバター間の衣装転送における自動スキニング手法
○宮原啓太,北 直樹,斎藤隆文(農工大)
メタバースにおける3Dアバターの衣装は、ユーザーの自己表現において重要な要素であるが、異なる体格のアバターに適応させるためには専門知識を持ったモデラーによるスキニングが必要である。本研究では、セットアップ済みの素体と衣装のウェイト情報等を利用し、自動でスキニングを行う手法を開発した。この手法は、素体と衣装の頂点間の対応関係を作成し、その対応関係に基づいて独自のスキニングを行うことにより、従来のLinear Blend Skinningよりも破綻の少ないアニメーションを実現する。