5L-06
ガソリン・軽油需要変化を考慮したタンクローリーのガソリンスタンドへの配送方法の探索
○渡邊恵美子,高橋大志(慶大)
ガソリン・軽油などの燃料油の需要は、ハイブリッド車など次世代自動車の販売台数の増加や自動車の燃料消費率増加等の要因で減少し続けており、今後も継続すると予測される。ガソリン・軽油は、製油所や油槽所から移動タンク貯蔵所(いわゆるタンクローリー)にて移送され、給油取扱所(いわゆるガソリンスタンド)へ運ばれる。配送のモデルを構築し、積荷、移動及び荷卸し等タンクローリー運転手が携わる作業時間をモデル内で再現した。シミュレーションにより、今後のタンクローリーの最低必要台数や積荷場は製油所、油槽所のいずれとする方がコストは低減されるか等を算出し、コスト低減可能な配車方法の検索を行なう。