5H-06
Processing言語による図形アニメーションを用いた並列プログラミング演習
○水谷泰治,橋本 渉,西口敏司(阪工大)
マルチコアCPUに搭載されている複数のコアを活用して単一のプログラムの実行時間を短縮するためには並列処理を行うプログラム(並列プログラム)を作成する必要がある.数値計算を題材とした並列プログラミングの学習では,1)数値計算そのものに興味がない学習者には内容が難しい,2)大規模な問題を扱わないと並列処理の効果を実感しにくいといった問題がある.
この問題に対して著者らはProcessing言語による図形アニメーションを用いた並列プログラミング環境を提案している.本発表では,この並列プログラミング環境を用いて並列プログラミングの演習を実施した結果について報告する.