5H-04
大学教育におけるプログラミング教育の言語についての考察
○鈴木孝幸,木村誠聡(神奈川工科大)
情報工学の大学初年次生に対するプログラミング教育においてどの言語で教育するかを検討する.そのために,高校時代の教科「情報」でのプログラミング経験について2023年度入学の神奈川工科大学情報工学科1年生を対象にアンケート調査を行った.アンケート結果と,2025年度以降の高校での「情報Ⅰ」を履修して来る学生を想定し,プログラミング教育の言語について考察した.数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)に力を入れている本学部では,シンプルで読み書きしやすい文法,オープンソース,そして幅広い応用分野があり豊富なライブラリーやツールが用意されているPython言語を選択するのが良いと結論する.