5H-03
プログラミング教育における講義環境の改善
○土肥紳一,今野紀子(電機大)
システムデザイン工学部デザイン工学科のコンピュータプログラミングⅠの授業は,Processing言語を使ったプログラミングを学習する.この授業は,2017年から開始し,SIEMを使って受講者のモチベーションを継続的にモニタリングしながら,その向上を目指す教育を実践している.2020年にはCOVID-19の感染拡大が発生し,遠隔講義を強いられた.このような経験を通じて,対面講義が再開されるようになり,ニューノーマルな時代における講義環境の改善が模索されている.筆者らは,対面講義をライブで実施し,なおかつ,オンライン講義を取り入れた方法で授業を行うと共に,講義の録画も公開している.このような授業スタイルが,受講者のモチベーションにどのような影響を与えているのか,授業アンケートの自由記述の分析も交えながら述べる.なお本発表は,FIT2023で発表した内容を発展させたものである.