5H-01
プログラミングによる数値計算とグラフ描画を活用した資産形成教育
○川戸聡也(米子高専)
2022年度より義務教育における金融教育が拡充され,高校では金融商品の解説が盛り込まれるなど,中等教育で資産形成に関する教育が行われている.ここで,金融商品などの資産は数値で扱うことになるが,同じく中等教育で学ぶプログラミングは数値の処理に適している.そこで本研究では,プログラミングによる数値計算とグラフ描画を活用し,中等教育の年代を対象とした資産形成に関する教育を行う.プログラミングにより柔軟に数値を計算かつグラフとして可視化することで,各金融商品による資産形成の過程や結果の定量的および視覚的な理解を促す.また,資産形成とプログラミングを同時に行うことで,各教育の効率的な実施を図る.