5B-03
言語モデルによる規格の理解のための動的要約
○青木滉成,塩野康徳(東京工科大),吉住寿洋(嘉悦大)
近年,組織マネジメントの国際的な標準化が進み,マネジメントシステムに基づく組織運用が注目され,認証取得を行う組織が増えている.しかしながら,規格の理解しづらさから認証取得やその維持が難しいという問題が存在している.理解を手助けするための手法として要約することが考えられるが,単純な自動要約では,意味が異なった要約がされることがある.そこで,マネジメントシステムに関する文章に適した要約を動的に行う方法を提案する.本手法では,要約度合いや文章の区切りを考慮した段階的な要約とまとめて要約したものを比較する.また,特定の単語や箇条書きなどの特定の構造があった場合に,通常とは異なる要約を行う.