4ZF-08
バレーボールのサーブ姿勢と精度の可視化
○鳥井菜央,伊藤貴之(お茶の水女子大)
バレーボールにおいてサーブとは最初の攻撃であり、試合の流れを決める鍵である。我々はコントロールの良いサーブを打つための練習過程を可視化する研究に取り組んでいる。本研究では、選手に目標物に向かってサーブを打ってもらい、落下地点からの距離と関節の座標を取得する。続いて、取得した座標群に次元削減を適用して散布図として描画し、サーブの精度によって点を色分けすることによって、サーブ姿勢と精度の相関を可視化した。また、サーブの3Dモデル可視化機能と、トスの高さ可視化機能で、詳細な改善点を確認可能とした。その結果から、選手のサーブの安定性、改善点を確認することが出来た。