情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4ZF-07
クラスタリングされたヒートマップと折れ線グラフによる時系列データの可視化
○遠藤麗香,細部博史(法大)
複数の時系列データの可視化には折れ線グラフとヒートマップがよく使われている.しかし,折れ線グラフは線の増加によって折れ線どうしの絡み合いが増え,値の読み取りが難しくなり,ヒートマップはデータが増えると描画に必要な領域が増える.複数の時系列データの特徴や傾向,正確な値をより早く確認できるようにすることを目的として,データをクラスタリングし,ヒートマップによる特徴や傾向などの情報と折れ線グラフによる正確な値などの情報を組み合わせて可視化する手法を提案する.さらに,スライダで描画するクラスタ数を変えられるようにすることで,ユーザのニーズに合わせたクラスタ数での可視化を可能にする.