情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4ZA-03
カメラとIoT技術を用いたゴミ集積所における放置ゴミ検出システムの実装
○阿部竜弥,國枝祐希,鈴木秀和(名城大)
日本における家庭ゴミの回収方法として,戸別収集と集団収集がある.集団収集では,一箇所のゴミ集積所を複数世帯で共有し,規定の日時にゴミ回収が行われる.そこで,規定時間外に排出されたゴミは集積所に放置されることとなり,害獣によるゴミの散乱や悪臭により周辺環境が悪化する.本研究では管理団体ごとに各ゴミ集積所における放置ゴミの状況を一括管理するシステムを開発している.本稿では,集積所にカメラを設置して定期的に画像を撮影し,エッジデバイスに搭載した画像分類ニューラルネットワークにて放置ゴミを検出するシステムを実装し,評価を行う.