4T-07
開花前後のスズランに着目したスズラン個体数推定法に関する検討
○齋藤迅斗,白井 光,景山陽一(秋田大),長本大介,野口智史,竹門玄地(建設環境研究所),小嶋照男,秋沢成江(エコテク地域環境センター)
UAVデータを対象とする処理技術を用いることは,生産性向上のために有用である.一方,日本国内に生育する在来種のスズランは,絶滅の危機に瀕した以降,人の手によって管理されている.したがって,コンピュータを用いて自動でスズランの個体数推定を行うことは,管理コストの削減に寄与すると考える.本研究グループではこれまでに,UAVデータを使用したスズランの花領域の検出を目的とし,画像処理と機械学習を使用した手法を検討している.本稿では,スズランの検出精度向上を目的とし,開花前後のスズランの画像を使用した手法に関して検討を行った.