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CNNをもちいたフェルメールの特徴量分析
○小田稜子,伊藤貴之(お茶の水女子大)
近年,ディープラーニングによる画像の分析が盛んに行われている.特に絵画の分析へ応用することで,人間にも判断の難しいタスクを補助したり,新しい美術的見識を得たりすることが期待される.しかしディープラーニングには大量の画像が必要であり,絵画のように制作物の数が限られるものとは相性が悪い.また,学習した特徴は人間にとって複雑であるため,一見して何を特徴としたのか分からないという問題もある.そこで本研究では機械学習の工夫と可視化を行うことで,特に作品数が少ないフェルメールの特徴量分析に挑戦する.