情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4J-02
サーバシステムの性能データ転送効率化に向けた改善案の評価と考察
○飯山知香(お茶の水女子大),平井 聡,山岡茉莉,福本尚人(富士通),小口正人(お茶の水女子大)
近年、多数台サーバの共有利用などに関する需要が増加している。これらのサーバの負荷分散などをリアルタイムで行うためには、各サーバの性能データ分析を低オーバヘッドで行う必要がある。そこで本研究では、ターゲットサーバからデータ解析用サーバへのデータ転送時のオーバヘッドを考慮した効率的な転送手法の開発を目的としている。本報告では、転送効率化手法として、データ解析用サーバ性能の改善、転送タイミングの制御、および転送側でCPU負荷の低いコアでの転送を行う。また、各手法に関して、データ転送時間やCPU負荷率の計測を行い、その効果を評価する。