4H-06
TAエージェントが用いる学生・教師間の対話のためのPC画面録画データの保存方法の検討
○高橋 勇(北里大)
本研究では、e-Learningにおいて、パソコンの操作を支援するティーチングアシスタントの役割を持つ知的エージェントの開発を目指しており、システムでは対応できない疑問に対しては、学習者が音声とパソコンの画面を録画して教師へと送信することで質問をする方法を採用している。このとき、学習者のパソコンに録画した動画をファイルとして保存する必要があるが、画面の高解像度化などによる容量の増加が問題となっていた。本報告では、パソコンの操作に関する質問という特性を考慮し、発話やマウスの操作などをしていない期間の映像を間引くなどの方法で、容量を削減した保存の方法について検討した結果を報告する。