4H-05
グループディスカッションにおける生成AIの体験を通じた学習活動と異文化理解
○村上祐子,稲垣知宏(広島大)
AIの教育利用に注目が集まっている。広島大学では2023年度に、大学初年次生に向けたデータサイエンスリテラシーの授業において、グループディスカッションを実施した。この授業ではChatGPTを用いて議事録を作成させるというAIの利用体験を通じて、教育において、AIの具体的な活用方法について考えた。一方でAIの活用について、国や文化によって異なる意見が存在する。今後、日本と米国の学生に、国や文化の違いを理解した上でAIの活用について議論させる予定である。本稿では、2023年度の日本の学生の議論の結果から、日米間の学生との議論の際にどのような点に注意すべきかについて議論する。