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認知症予防の自助促進策としての「旅」(03) - 海外旅に向けた1つの英語感覚維持方策の実践結果1 -
○松永義文(知旅総合研究所)
知旅総合研究所(https://citabi.jimdofree.com/)では、旅が生む知的刺激が認知症を予防し、特に海外旅においては英会話を実践することが有効な刺激形成手段となるとの仮設をおき、日常では英語を使用しない日本での生活環境においても英語感覚を容易に維持する方策として、日々の新聞記事からのカタカナ英語ピックアップ作業を提案している。本論では、ピックアップ語の重複率が大きくなると新しい学びに向けた刺激強度が小さくなり倦怠が発生する懸念があること、より一層の作業時間短縮が必要であること、の2点を筆者自身の実践結果から長期継続に向けた課題として示し、その解決策を提示した。