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機械学習を用いたリサイクル促進システムに関する一考察
○伊集院大将(東理大)
近年の資源枯渇への危惧危機感が高まる中、貴金属やレアメタルを確保することは、重要な課題になっている。現在の日本は、それらの金属の調達の多くを国外の輸入に頼っているが、都市鉱山と呼ばれるリサイクルされていない使用済み家電内に含まれている貴金属やレアメタルの埋蔵量があり、世界全体の16%を占めていると言われている。それらの各家庭で眠っている金属を回収するためには、ユーザがリサイクルするように励ます必要がある。本研究では、機械学習を用いることで、ユーザのリサイクルへの取組を推進するシステムを開発するための構想を示す。