情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4E-04
デジタル空間における個人の作業状況に応じた業務支援手法の提案
○森脇康貴,武部浩明,馬場幸三,石原正樹,馬場孝之(富士通)
国内の各種産業における人手不足が深刻化しており,企業にとっては,いかに従業員一人一人の業務の生産性を向上させるかが重要な課題となっている.一方,コロナ禍で業務におけるデジタル化が大きく進み,ペーパーレス化やオンライン会議の増加など,デジタル空間上で業務を行うケースが増えている.デジタル空間上であれば,業務に関する様々なデータが取得可能である.そのため,デジタル空間で行う様々な業務で収集したデータから,個人の業務状況や課題を推定し,自動支援できれば,業務の生産性向上が期待できる.本稿では,特に近年活用が進んでいる仮想空間上での業務スキル習得を題材に検討した業務支援手法を提案する.