情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4C-05
全方位カメラを用いたエッジAI型アクシデントモニタリングシステムの開発
○今渕貴志(JAEA)
医療福祉現場における医療従事者の不足する中,患者・入所者の転倒・転落事故の発生件数は依然として高く,これらのアクシンデントを自動で検出することは急務である.そこで,全方位型カメラを用いて同一空間における複数人物のアクシデント行動を自動検知可能なモニタリングシステムを開発している.本研究では,これまでに開発した行動検知手法をエッジAIデバイス上で実装することでシステム全体の小型を試みた.動作検証では,複数のアクシデント行動をリアルタイムで検知可能であることを報告する.