4B-01
クラウドにより連携したロボットによる外界センサ不能ロボット誘導方法の検討
○高羽雄太,大沼侑司,水岡祐介,野坂弘樹,土永将慶(トヨタ)
本研究では、複数台ロボット運用時のメンテナンス省力化のため、正常な自律移動ロボットが、外界センサが故障し自力で移動できない自律移動ロボットを、目的地に誘導する手法を提案する。本手法では、外界センサ故障ロボットの自己位置推定の位置の分散を、クラウド上のメッセージングシステムにより連携した誘導ロボットが監視し、分散が大きくなった際に誘導ロボットによって故障ロボットの位置の観測が行われる。この観測情報を故障ロボットの自己位置推定に使用することで、外観センサが不作動な状況でも自己位置推定を継続して目的地に移動する。提案手法をシミュレーション上で実験し、外界センサ故障ロボットを誘導できることを確認した。