情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4A-04
メルセンヌ素数とピタゴラス数との関係について
○林 大雅(長構造研究会),田中敏幸(慶大),林佐千男(長構造研究会)
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 メルセンヌ素数とは(2のP乗-1)が(素数)になっているれば(Mp):
Mersenne Prime Number,それ以外の場合は,メルセンヌ合成数(Mq)と呼ぶ。
Mp:は,2023年の時点で,51個が発見されている。MpとMqとを合わせてMn:
メルセンヌ数(メルセンヌ形式の数)と呼ぶ。尚,2のP乗のPは素数である。


 ピタゴラス数:Pytagorean Number Set:(Pns)とは直角三角形の三辺の長さ:
a,b,c,但し(a<b<c)となり得る三組みの整数の組合せである。例えば(3,4,5);
(5,12,13);(8,15,17);(12,35,37);...;(30,40,50);...と無数に存在する。

 ピタゴラス数(a<b<c)の中で(a<b<b+1)の関係にある組合せ(c=b+1)ついて
ヒッパルコス数:Hipprchus Number Set:(Hps)と定義します。<独断と偏見で>
(Hps)ではbは偶数で,cは奇数(c=b+1)であって,aも奇数になります。<新発見?>
この場合,aには奇素数が濃縮されて含まれています。3以上のメルセンヌ素数
も当然ながら含まれて居る筈です。