情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

4A-03
人工衛星搭載ソフトウェアにおけるモデルベース開発の適用
○八木史也,志村奈緒人,荻野慎平,平山芳和(三菱)
近年の宇宙事業では、人工衛星の役割が多様化し、需要も急速に高まっている。我々は様々な役割をもつ人工衛星搭載ソフトウェアをウォーターフォール型で開発しており、早期にニーズを抽出して着実に品質を担保し、長い期間をかけて開発を進めてきた。今後はニーズの変化に応じて柔軟に製品に取り込み、素早く開発を進めることが求められる。この課題には、開発早期のシミュレーションやソフトウェアの自動生成が可能なモデルベース開発(MBD)が有効と考える。本論文では、MBDでの人工衛星搭載ソフトウェアのアーキテクチャや開発プロセスの設計、ソフトウェアの自動生成やモデルとソフトウェアの等価性を評価した結果について述べる。