情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

2ZM-06
身体安定度評価による運動学習支援システム開発のための基礎検証
○水野大祐,長谷川達人(福井大)
IT技術の発展により,m-Learningといった学習方法が利用可能となった.これにより運動や行動をしながら学習活動を行うことが容易にできるようになった.人間工学分野では,運動中や運動後に学習活動を行うことによって,学習のパフォーマンスが向上することが示されている.一方で,身体安定度の違いによる学習効果への影響はまだ明らかになっていない.本研究では,英単語暗記学習中の身体安定度の違いが3日後の想起テスト結果へどのような影響を及ぼすか調査する.10種の行動の身体安定度を6軸センサで計測し定量評価した結果,座る,バランスボール,トレッドミル,サイクルエルゴメーターの4つを学習中の行動対象とした.