2ZM-04
ユーザの苦手キーに対応するタイピングソフトの提案
○黒澤隼人,土肥紳一(電機大)
コンピュータは仕事や学習,コミュニケーションなど現代の日常的な活動において不可欠な存在となっており,その中でタイピングは非常に重要なスキルである.日常で頻繁に打鍵している文字に関しては打鍵速度が速く正確性も高い傾向にあるということから,特定のキーに焦点を当てることでタイピングスキルを向上させる可能性がある.本研究では,ユーザがキーを打鍵する時間の平均値を基に個別に苦手キーを選定し,その苦手キーに焦点を当てたタイピングソフトを提案する.個別にカスタマイズされたタイピング練習をユーザが繰り返すことによって弱点を克服し,タイピング速度及び正確性の向上を目指す.