2ZG-07
学習記録データを活用した学習行動の改善を促す振り返り支援システムの提案と評価
○星野拓望,高木正則(電通大)
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,オンライン学習の需要が高まった結果,LMSの学習ログをはじめとする大量の学習記録データが蓄積され,今後は蓄積された学習記録データに基づいた教育や学習の支援が求められるようになってきた.
一方,平成29・30・31年改訂学習指導要領では,「主体的・対話的で深い学びの視点からの学習過程の改善」が重視されている.主体的な学びは,学習者が自身の学習活動に能動的に関わり,自らの学習を調整することで実現が期待できる.そこで,本研究では,本学で開発している教育・学習データ分析・可視化システムから学習行動の改善に役立つ気づきを与えることを目的とした振り返り支援システムを提案する.