2ZG-04
マルチエージェント・システム・アプローチによるムードチェンジャーの表情変化がクラス雰囲気におよぼす効果の分析
○鈴木里菜,奥田隆史(愛知県大)
いじめが社会問題として取り上げられている中で,いじめ防止対策推進法第8条では,学校全体でいじめの防止及び早期発見に取り組むことが学校及び学校の教職員の責務として定められている.いじめ等の教育現場における問題はクラス雰囲気をよくすることで解決できることが知られており,我々のグループでは,教師(ムードチェンジャー)の表情がクラス雰囲気に与える効果について明らかにした.しかし,教師の表情が変化する場合においてクラス雰囲気にどのような変化があらわれるかについては言及されていない.本研究では,マルチエージェント・システム・アプローチによって教師の表情変化がクラス雰囲気に与える効果について分析する.