2ZG-02
並べ替えパズルを用いた災害看護教育支援システムの開発
○木村遥敬(京都橘大),山口 琢(はこだて未来大),大場みち子(京都橘大)
看護災害のシミュレーション教育は実際の災害時と同じ状況を疑似的に作り出し、迅速かつ効果的に救助活動を行えるように訓練するための重要な手段である。しかし、シミュレーション教育には費用や時間、事前準備など多くのコストがかかってしまうという問題点がる。本研究では、低コストかついつでも実施できる災害看護教育支援システムの開発を目的とする。並べ替えパズルアプリを用いて、災害看護における優先順位付け問題を作成し、災害時の救助活動の訓練ができるようにする。現在、支援システム全体の検討と問題を作成中である。今後、優先順位付け問題を学生に取り組ませ、回答結果や回答時間などの情報から効果を検証する。