2ZC-04
ぶどう園における悪路を高速走行可能な害獣駆除ロボットの移動性能評価
○丸谷優太,鈴木彰真(岩手県大)
害獣による果樹への被害が全国的に報告されている.既存の音や光を使った対策は,長期的な運用により効果が薄れてしまう.一方,ロボットを用いた研究では,長期的な害獣への忌避効果がある可能性が示唆されている.そこで,害獣が継続的に恐れるように,高速かつ加速度の高い走行を農地で行える害獣駆除ロボットを提案し,実際にぶどう園でその有用性を評価した.実験の結果,凹凸の激しい不整地での走行は困難であったものの,ぶどう農園の広範囲において走行できた.