2ZA-03
Bluetooth5のAOA方式を用いた複数歩行者に対する位置測位の評価
○辰己弘征,東田悠希,左近 透,佐藤健哉(同志社大)
LiDARで検知した周囲のセンサ情報を解析することで,歩行者が存在するかどうかを判別することが可能である.LiDAR一台では検知範囲に限界があるため,複数LiDARのセンサ情報の統合が考えられているが,歩行者が重なっている場合や近くに複数人が存在する場合は,全ての歩行者の人数と位置を正確に把握することができない. そこで本研究では,Bluetooth5を搭載したビーコンタグを歩行者に携帯させ,その周りに受信機を設置することで,歩行者の数と位置を正確に判定することを目的とする.また,受信機の配置位置と配置個数によって精度がどのように変化するかについて検討する.