情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

2Y-05
支援を必要とする学生の学内行動トラッキング
○本間伊頼,佐藤蓮也,清原良三(神奈川工科大)
18歳人口の減少にともない、基礎学力が不足する学生の入学や、各種経済的支援を受けた学生がアルバイトに時間を取られ、学業に専念できない学生などの増加が予想でき、欠席率の関係で単位が取れない学生も増加する。このような学生の学内での行動モデルは典型的なものがある。常時欠席する学生の発見は簡単であるが、ある程度まじめに通いながら期の途中で断念する学生の発見は難しい。そこで、学内での行動をトラッキングすることで発見の可能性があがる。学内WiFiへの接続履歴から学内の行動履歴をプライバシに配慮しつつ明らかにする手法を提案する。