2X-01
オントロジーと Knowledge Graph に基づく自身の興味の説明機構の試作
○石黒智暁,福田直樹(静岡大)
読書,旅行,映画鑑賞など,興味の対象となるものは人それぞれであるが,その興味を持つに至るプロセスが自身にとって無自覚なものとなっている場合もあり,興味の内容そのものやそれを持つに至ったプロセスを自覚的に言語化するために支援が必要となる場合が考えられる.生成AI技術を使って個人の興味を引き出すような場合であっても,その生成AI技術を動作させるパラメータ等から直接的に興味の対象の構造や興味自体の構造を捉えることは難しいと考えられる.本研究では,オントロジーと Knowledge Graph を用いて興味の対象の構造や興味自体の構造からアプローチし,自身の興味の説明を可能とする機構の試作について述べる.