情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

2W-08
複合的な情報閲覧によるチャットボットとの対話空間の構築
○日比野将己,赤石美奈(法大)
 本研究の目的は、ユーザーが悩んだり再考したりする話題について、自身に肯定・否定するボットや情報を与えるボットなど、複数の個性豊かなチャットボットと対話行うことで、自身の意見を形成していくプロセスを支援する場を構築することである。日常において使用するSNSやWeb、生成系AIなどをチャットボットの発言として使用し様々な意見や情報を同時に閲覧することで、それぞれの特徴を生かした複合的な考えをすることができ、それにより試行錯誤の過程が促進され、自身の意見の形成がなされる。
 本論では、個性豊かなチャットボット群の設計と管理、および、多様な意見や情報の閲覧によるユーザーの意見の変容の傾向について示す。