2T-06
可視域および近赤外域のUAVデータを用いた八郎湖の水質推定に関する検討
○八嶋竜也,白井 光,景山陽一(秋田大),浅野みゆき,伊藤さやか(アイ・エム・サービス)
近年,秋田県八郎湖では,アオコによる水質汚濁が深刻化している.このため,水域環境の保全と回復を目的として,リモートセンシングによる水質状況の推定に関する検討が行われている.本研究グループはこれまでに,詳細な水面情報を取得可能なUAVデータを対象とした水質推定に関する検討を行っている.その結果,可視域(緑)のデータを対象としたアオコの発生量が多い地点において,水質状況推定に有用であることを明らかにした.本研究では,可視域に加えて近赤外域のUAVデータを対象とした水質状況推定の有用性に関する評価を目的とし,Fuzzy回帰分析による検討を行った.