情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

2N-05
バーチャル音楽ライブにおけるユーザーの行動に対応した3Dエフェクトの提案
○永田志央太,中村亮太(武蔵野大)
バーチャル音楽ライブにおいて,歌手の動きに対応するビジュアルエフェクトの使用が広く行われている.これらのビジュアルエフェクトは,バーチャルコンサート体験を高めるために欠かせない要素である.しかし,3DCG制作に関する知識やスキルが不足している者にとっては,これらのエフェクトの作成・設定は困難である.そこで本研究は音楽ライブ用に特化したビジュアルエフェクトを自動的に生成するシステムの開発に焦点を当てている.本稿では,3次元Web空間内でのアバタの位置や回転角度データなどから動きパターンを分類し,それぞれの動きに応じたビジュアルエフェクトを自動的に付加することが可能な手法について示す.