2K-07
自然言語で記述された要求仕様書からの状態遷移抽出法の提案と評価
○宮崎大河,佐伯元司(南山大)
本研究は,自然言語で記述された要求仕様書から状態遷移を自動抽出する手法の提案と評価を目的としている.ソフトウェア開発における要求定義プロセスで生成される状態遷移は,システムの全体像を俯瞰的に把握し,要求の抜け漏れを等を防ぐ上で重要である.しかし,自然言語で記述された要求仕様書には曖昧性があり、状態遷移の生成に影響を与える.本研究では,格フレームと自然言語処理を利用して,要求仕様書から状態遷移を抽出する手法を提案し、プロトタイプの実装,評価実験を行なった.