情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

2K-05
確率的プログラムにおけるバグパターンの特定
○西村優里,于 海波(九産大)
本研究は、確率的プログラムのバグを収集・調査分析を行うことにより、確率的プログラム特有なバグパターンを抽出し、それらのバグパターンを自動検出する手法の提案を行う。これより、実際の確率的プログラムのバグの特徴をつかみ、本研究室で行われている確率的プログラムのバグ検出ツールの開発につなげる。我々は、GitHubから確率的プログラミング言語Pyro及び機械学習ライブラリーPyTorchを利用して開発された確率的プログラムの実際のバグを調査分析した。本論文では、バグ分析方法、現時点で絞り込んだ確率的プログラム特有なバグ、及びこれらのバグから抽出されたバグパターンの結果について述べる。