2K-03
チームコミュニケーション変化に焦点を当てたスクラム開発の振り返り手法の評価
○中山建太,大野寛人,水野 響,平田 聖,宮原 大,鈴木真希,FABIAN FERNANDEZ(産業技術大)
スクラム開発においてチームの成長や改善のために振り返りを行うことは有用とされている。 振り返りの方法としてKPT(Keep, Problem, Try)法が知られているが、他にも多くの方法が提案されている。 先行研究では、振り返り方法の違いによるスクラムチームに与える影響を研究した事例はあるが、チームメンバー間のコミュニケーション変化についてはまだ十分に検証されていない。 本研究ではKPT法に加えて他4種類を実施し、それぞれの方法の効果を比較・評価した。振り返りのプロセスにはオンラインのツールのSlackやJIRAなどを使用し、得られたデータを自然言語処理技術を用いて分析した結果を報告する。