2H-04
高校「情報」におけるセンサと無線を用いた実験授業
○瀧内大史,木室義彦(福岡工大)
情報社会の発展に伴い中学・高校では,「情報」教科に限らずIoT技術などでのセンサの理解やセンサデータの利活用が期待されている.しかし,センサデータの利用には高度なプログラミングの知識が必要であり,情報を専門としない教員には簡単ではない.この課題に対して,我々は数字キーのみを用いる10キープログラミング教材を提案し,micro:bitに搭載のセンサデータを容易に無線取得ができるシステムを開発している.今回,高校の普通科生徒の授業において,開発教材を用いたプログラミング学習,およびセンサデータの取得・分析を通してIoT技術を学習する実験授業を行ったので報告する.