情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

2D-02
キーボード操作履歴を用いたVDT作業者のストレス検知手法
○秋山早弥香,加藤由花(東京女子大)
労働者のストレスを継続的に検知するための新しいアプローチを提案する。従来の年1回の健康診断やストレスチェックにおける、即時性や正確性の課題に対して、本研究ではキーボード操作履歴を利用してストレス状態を継続的に把握することを目指す。この方法はVDT(Visual Display Terminals)作業者に特に適しており、キーボード操作のデータとストレスの自己評価を組み合わせることで、より高度なストレス検知が可能となる。提案するフレームワークの応用方法として、日常のストレス蓄積を未然に防ぎ、適切な対処やサポートを提供することが挙げられる。今回は、本アプローチにおける特徴量の抽出方法に着目する。