2D-01
ワイヤレスセンシングと機械学習を用いた実験室内の環境測定手法の提案
○小野 悟(放射線影響研究所),主原 愛(東大)
本研究では,WiFiの電波強度変遷を用いた人流センシングシステム構築のための基礎的な人流検出手法について報告する.大学や研究機関における実験室内の安全管理の観点から,実験室内の人流を時系列的に把握することによって,実験中の定常な行動パターンから逸脱した動線を検出することができると考えられる.この報告では,人やモノの動きによって電波強度に変遷を示すこと,有意な変遷を得るためのセンサ設置環境の検討,並びに人の動き方によって電波変遷に特異なパターンが検出されることを明らかにする.