1ZK-06
和太鼓における心地よくない高音が鳴る条件に関する一検討
○久保田早紀,稲垣隼人,松田浩一(岩手県大)
本研究では,音声情報と映像情報の両者を用いて和太鼓における心地よくない高音が鳴る条件について検討した.経験者への聞き取り調査によると,太鼓の面を叩きつけるような高音は心地よいと感じられず,インパクト時のバチと太鼓の面の角度が要因となっていることが感覚的にあるという.本稿では,映像解析により得られたインパクト時のバチの角度(叩き方の違い)と心地よくない高音の有無の対応について検討した結果を報告する.