情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1ZF-03
複合現実空間における行動支援のための日常物エージェントとの愛情醸成
○田畑実由太,佐々木耕平,辻 愛里,藤波香織(農工大)
現代社会において生活習慣病の改善のために運動習慣の確立や,SDGsへ向けマイボトルの持参など,積極的に取り組むべき
行動が多く存在する.この問題を解決するためにエージェントを用いた行動支援システムが提案されている.
また,エージェントによる行動支援をより効果的に行うために,エージェントに愛情を持つことが有効であるという結果が出ている.
そこで本研究では,エージェントとの愛情醸成を目的としたシステムを提案する.
愛情醸成には日常生活で親しみを感じるもの,つまり日常物をエージェント化することが有効であると仮説を立てた.
日常物をエージェント化するために複合現実技術を用いる.