情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1ZE-07
複合現実技術を用いたインタラクティブ3次元音場可視化システム
○内田彩芽,津國和泉,池田雄介(電機大),及川靖広(早大)
3次元音場データは、実空間と物理情報が密接に関連しており、また、そのデータ量は非常に多く、一度に観察することが困難である。一般に、多量のデータの把握には、データやグラフを切り替えながらの観測が容易となるインターフェイスが重要である。そこで本研究では、3次元に広く分布し、かつ時間変化する音場データを把握するインターフェイスとして、複合現実技術を用いたインタラクティブに操作可能な音場可視化システムを提案する。測定した少数マイクロホン信号からモデル化された音場に対し、Microsoft HoloLens2を用いて可視化領域を自由に変更しながら音波面の動画像を実空間上に表示する。