1ZD-07
インシデントレスポンスを活用したサッカーにおけるVARと審判団のコミュニケーションフローの検討
○村上拓斗(情報経営イノベーション専門職大),加藤大弥,砂原秀樹(慶大),山内正人(情報経営イノベーション専門職大)
現在プロサッカーのプレーの判定において明確な間違いを正す援助をするために,VAR(Video Assistant Referee)を用いた判定が実施されている.これによりプレーで発生する疑義のある判定については,明確な間違いを正すことが可能になったものの,VARと審判団のコミュニケーションエラーによって誤審が発生するケースがある.そこで本研究では,コミュニケーションエラーにおける誤審の原因を調査し,インシデントレスポンスを参考としたコミュニケーションフローを定義することでVAR-審判団間における正確なコミュニケーションによる判定を実現するための検討を行う.