情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1ZC-04
スマート空間における二酸化炭素濃度の改善によるユーザのストレスレベルに関する検証
○青木一真,永重俊弥,鈴木秀和(名城大)
筆者らはユーザの生体情報と居住スペースの環境情報に基づいて,家電や住宅設備を制御してスマート空間を快適化することにより,ユーザのストレスレベルを改善する研究を行っている.これまでは環境情報として温度と湿度のみを考慮していたが,ヒトの与える環境要因は他にも存在する.本稿では,ヒトが生活する上で必ず排出される二酸化炭素に着目し,スマート空間の二酸化炭素濃度を改善することにより,ユーザのストレスレベルがどのように変化するかについて検証する.