情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1Y-06
Generic OAMをDeep Learning技術によって実現するための課題と解決方法
○棚橋史穂(東京通信大)
昨今の通信の世界では、従来専用装置であった通信装置を仮想化やクラウドの技術を利用して実現するNFVが台頭し、呼処理装置やネットワーク制御、トラヒック転送装置がクラウド上で実現されるようになった。一方で、通信装置特有の保守運用は引き続き専用装置時代の方法であり、クラウド技術の恩恵を十分に得られなかった。本紙では、NFVのETSI GR-EVE 019で提唱されているGeneric OAM と、昨今のDeep Learning技術を併せて利用し、クラウドフレンドリーな運用を通信装置でも実現することを検討し、課題と解決方法を検討する。