1X-07
前後ホップノード間距離差を考慮したネットワークコーディング通信手法
○尾関駿斗,桧垣博章(電機大)
双方向無線マルチホップ通信では、中継無線ノードがネットワークコーディングしたデータメッセージを送信することで転送時間を短縮することが可能である。ただし、両隣接中継無線ノードからCTS制御メッセージとACK制御メッセージの交換を適切に行なうことが求められる。本論文では、これらの制御メッセージを含む無線信号の受信強度が異なる場合における交換手法を提案する。また、この効果をシミュレーション実験により評価する。