情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1T-06
Spotを用いたゆず果樹葉数推定のための点群収集システム
○森田智子,栗原 徹(高知工科大),浜田和俊(高知大)
本研究では、3DLiDAR から得られる点群データを利用した葉数推定法の自動化を目的としてBoston Dynamics社製の四足歩行ロボット「Spot」に取り付けられたLiDARを用いて点群の取得を行う。先行研究から果樹において葉数は果実の着果数や成長率に影響することが明らかになっており、葉数の把握は重要であるといえる。一方で手作業で葉数を測定することは現実的ではないため、3DLiDARを用いて取得した点群データから葉数推定する手法について研究を行ってきた。これまでに歩行型LiDARを使用したゆず果樹葉数推定は一定の成果を示しており、今回はこれを自動化することを目的に点群の取得を行った。