情報処理学会 第86回全国大会 会期:2024年3月15日~17日

1T-03
合成画像を入力としたPix2Pixモデルによるセグメンテーション画像拡張手法の提案
○中根睦仁,平原健太郎(静岡大),黒田剛士,岩城洋平,内海智仁(ヤマハ発動機),野村祐一郎,峰野博史(静岡大)
近年,農作物のセグメンテーション画像を用いた研究が盛んに行われている.セグメンテーション画像を用いた研究を行うためには,多様なデータの大量収集やセグメンテーションが必要である.しかし,セグメンテーション作業は対象物1つ1つにピクセル単位でのセグメンテーションを行うため,全ての収集データに対して作業を行うには大量の時間がかかる.そこで本研究ではpix2pixモデルを用いた画像生成によってセグメンテーションデータを持った実画像を拡張する手法を提案する.pix2pixモデルに対し食品サンプルブドウを合成したエッジ画像を入力とすることでをセグメンテーション済みの画像と同位置に対象物を生成し拡張を行う.